はじめに
よく「面接には模範解答があるのでしょうか」と聞く方がいます。
答えはノーです。
面接には模範解答はありません。
巷には、「転職理由は前向きに見えるようこう言いましょう」とか「現在の不満は隠しましょう」というような「模範解答」や「マニュアル」が載っている転職本が溢れています。
でもそこに書いてある「模範解答」や「マニュアル」を鵜呑みにする事に、大きな落とし穴があるのです。
同じ言葉で伝えても、面接官が採用する気になっている人は採用されます。
然しながらそうでない人は、採用されないのです。
残酷なようですが、それが面接の現実です。
模範解答を得々と語ることは、応募者をうそ臭く見せる、むしろ一番危険な行為と思って下さい。
では、面接官が採用する気になる人と、そうでない人とはどこで決まるのでしょうか?
そこで、豊富な経験を活かした、スペックスの面接必勝法をお教えしたします。
面接タブーリスト
マナーに関するタブー
服装、見た目に関するマナー
しぐさのタブー
口癖のタブー
その他のタブー
不採用理由一覧
このようなちょっとした些細な理由が、不採用理由の上位です
不採用理由一番は?
やる気が感じられなかった
面接でチェックされる「やる気」とは「主体性」と置き換えるとわかり易いかもしれません。
面接官てどんな人?
①面接はお見合い=相手のことをよく知るべき
②面接官は面接のプロではない
③素人だからこそ、大きな間違いをする
④最初の5分で「仮説」が立てられてしまう
⑤残りの時間では仮説の「検証」にあてられてしまう
⑥その為にもタブーリストは非常に大切です
・面接はお見合いと同じ
・中途採用の面接にプロはいません
・間違いなく仕事のプロですが・・・
・中途採用の面接の実態は、良くも悪くも一人の生身の人間が、専門的なノウハウも持たぬままに、1時間ほど対話をして合否を決める、そんな場です
・声が小さい
⇒自信がない。消極的
・目を見て話さない
⇒コミュニケーションに問題あり
・態度が横柄
⇒自信過剰。協調性に疑問あり
・あとはその事柄の検証作業
・最初の5分が非常に大切
・もう一度タブーリストの検証を
転職理由・志望動機・自己PR
①面接の基本は「ウソをつかない」こと
②そのためには「一貫性」が何より大事
③「不満」は転職のキッカケ
④その奥に潜在的転職理由がある
⑤「不満」を隠すと一貫性が失われる
⑥「不満」を隠さず、裏返して「転職目的」にする
・「ウソ」は自分の首を絞めるが、かといって「ありのままの自分」をさらけ出すのが良いわけではない
・「ウソ」も「バカ正直」もだめ
・必要なことは一貫性
・転職理由、志望動機、
自己PRには一貫性が大切
・転職理由の不満、裏を返せば不満の解消が志望動機
・不満を隠して面接に臨むことはできない
・不満のない転職者は「また、すぐ辞める」と思われがち
・転職と車の買い替えは似ている
転職理由の不満
志望動機 ⇒ 一貫性が大切です
自己PR